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執筆者の写真いわき 高志館

【中央大学理工学部は、2026年4月3学部へ】

いわき地区の高校生にも人気の中央大学理工学部から、2026年より3学部に再編されるとの発表がありました。キャンパスは現在の理工学部と同じ後楽園キャンパスとのことです。以下プレスリリースからの文面です。


中央大学は、2015年10月に中長期事業計画「Chuo Vision 2025」を策定し、①学部増設による総合大学としての魅力向上、②二大キャンパス体制の形成、③グローバル化の推進、④スポーツ振興事業 を計画の主な柱とする、本学における今後10年間の方針を定めました。 その一環として、2026年4月、後楽園キャンパス(東京都文京区)に「基幹理工学部」、「社会理工学部」、「先進理工学部」の3学部を開設します。3学部には、現在の理工学部に設置している10学科を、その特色を踏まえ学科名称および定員の変更を行わずに再編して設置し、それに伴い理工学部は 2025 年度入学者を最後に募集停止して、新設学部に定員を移行します。

 いずれの学部においても、理工系人材にとって必須となっている数理・データサイエンス・AI教育科目や外国語教育科目(英語・第二外国語)、総合教育科目(健康・スポーツ、人文社会、グローバル・学際)は、共通して身につけられるカリキュラムとなっています。一方、専門科目については、学部ごとに独自のカリキュラムを策定・実践することによって、加速度的に変化する社会において次々と顕在化する多様で複雑な諸問題に対し、それぞれの分野での専門性を発揮して適切に対応し、解決策を提案し、かつ実行する力を備えた人材を輩出します。

 

 

■基幹理工学部

数学科、物理学科、応用化学科、生命科学科から構成され、数学、自然科学(物理学・化学・生物学)、および工学の分野に関する理論と諸現象についての確実な知識と応用力を身につけ、新しい課題への果敢な挑戦力を持ち、人類共通の知的資産たる科学技術を継承し、自らの新発見を通じて積極的に社会貢献できる人材を養成します。(設置する学科の特色)

 数学科:

数学における主要な分野である代数学、幾何学、解析学、統計数学、計算数学等の基礎を修得して数理科学の世界を探求する中で、自力で問題を定式化し、新たな知見を創り出す学識と応用力を養い、現代科学技術を支える数理的素養と応用力を身につけます

 物理学科:

物理学は自然科学・工学の全てに共通する普遍的な自然法則を捉えようとする学問です。本学科では「量子力学及演習」や「物理学実験」など参加型授業が多く、4年次には卒業研究をしながら、大学院合併授業で「相対性理論」や「宇宙物理学」も学ぶことができます。基礎から応用へ繋がる分野まで着実に学ぶことで、しっかりとした物理学的素養と応用力を身につけます。

 応用化学科:

原子・分子レベルのミクロな視点と現実問題のマクロな視点とを併せ持ち、アカデミックな探究心と工業的な問題解決、対策の策定が可能となるよう、多様化する化学産業に対応できる応用化学の基礎知識と、他分野にも踏み込める応用力を身につけます。

 生命科学科:

生命現象の基礎的な原理や原則を学ぶことで、生物を生命システムとして総合的に理解します。多様な生物界・地球環境の現状と将来を、科学的根拠をもって洞察し、人類が直面する地球レベルの諸問題への対策を提案できる力を身につけます。

<基幹理工学部 概要>

・学部・学科名称:基幹理工学部 数学科・物理学科・応用化学科・生命科学科・学位:数学科・物理学科・生命科学科:学士(理学)応用化学科:学士(工学)・定員:

 

入学定員

収容定員

数学科

70名

280名

物理学科

70名

280名

応用化学科

145名

580名

生命科学科

75名

300名

基幹理工学部 計    

360名

1,440名

 

■社会理工学部

都市環境学科、ビジネスデータサイエンス学科、人間総合理工学科から構成され、科学技術に関する理論や技術に幅広く精通し、社会が抱える多様で複雑な課題に対してそれらを応用し、より良い社会の実現に資する学際的人材を養成します。

(設置する学科の特色)

 都市環境学科:

自然環境との調和を図りつつ人々が暮らしやすい生活環境・空間(built environment)を作るための技術を学び、自然現象を理解し、社会基盤施設を計画、設計、施工、維持管理し、それが人間や生態系に及ぼす影響の評価・分析ができる力を身につけます。

 ビジネスデータサイエンス学科:

人、資金、設備、情報などの経営資源を社会および環境も考慮した全体的な視点から捉えつつ、「データサイエンス」をキーワードに、あらゆる組織活動の分析から戦略立案までをAIを含む情報処理技術とデータ分析で支え、数理的・工学的手法の適用を通して組織運営の改善や最適化をはかることのできる知識、技術、実践力を身につけます。

 人間総合理工学科:

「人間」をキーワードとした分野横断型の学びを軸に、グローバルな視点から社会が抱える問題の解決に貢献する新時代の理工学を展開します。エビデンスベースドな計画立案やデザイン、フィールドワークや実験、センシング等による多角的なデータ収集、統計学や情報処理に基礎を置くデータ解析等の、理論と技術を包括的に学び、豊かな基礎知識と総合的かつ実践的な課題解決能力を身につけます。

<社会理工学部 概要>

・学部・学科名称:社会理工学部 都市環境学科・ビジネスデータサイエンス学科・人間総合理工学科・学位:学士(工学)・定員:

 

入学定員

収容定員

都市環境学科

90名

360名

ビジネスデータサイエンス学科

115名

460名

人間総合理工学科

75名

300名

社会理工学部 計

280名

1,120名

 

 

■先進理工学部

精密機械工学科、電気電子情報通信工学科、情報工学科から構成され、各分野の基礎教育と学際領域の学修を通じて、人・モノ・自然に代表される現実空間(フィジカル空間)と仮想空間(サイバー空間)を結びつける仕組みを考案し、科学技術分野の課題解決や持続可能で包摂的な社会の実現に貢献する人材を養成します。

(設置する学科の特色)

 精密機械工学科:

精密機械に関する幅広い授業で基礎知識の養成と、精密さの追求を通じてシステム全体を認識できるグローバルな視野を獲得し、最先端の研究(特に、ロボット・AI、バイオ・医療、スマートマテリアル、サイバーフィジカルシステムなど)に取り組むことで、科学技術や社会課題に関して創造的な課題解決を導く、実践的な力を身につけます。

 電気電子情報通信工学科:

電気・電子・情報通信という幅広い分野において、エネルギー・デバイス・計測制御・情報伝送/処理など、高度情報化社会における基礎技術に重点を置きながら最先端の理論と技術を理解し、活用できる広い知識基盤に裏付けられた専門性を身につけます。

 情報工学科:

情報分野のグローバル標準であるカリキュラムの内容を、豊富な演習科目が配置された実践的な専門教育科目群を通じて学びます。高度な情報処理を実現するソフトウェア技術者としての素地と、国際社会の情報マネジメントに必要なデザイン能力を身につけます。

<先進理工学部 概要>

・学部・学科名称:先進理工学部 精密機械工学科・電気電子情報通信工学科・情報工学科・学位:学士(工学)・定員:

 

入学定員

収容定員

精密機械工学科

145名

580名

電気電子情報通信工学科

135名

540名

情報工学科

100名

400名

先進理工学部 計

    380名

1,520名

 

 



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